第37回 マクロビオティック生活の実践
(6)波多野 毅(先生)との出会い
まず、第一声が「皆が先生…だから先生と呼ばないで下さい。」でした。
熊本県の小国(おぐに)町でTAO塾を経営され、その理念は
・先生なし
・教えない宗教
・まちがえてもへっちゃら
…です。
(なので、以後は「TAOさん」とさせて頂きます。)
そして、それに続くは…
「ブッダに会ったら、ブッダを殺せ」!
「バカボン」は本当はブッダの弟子の「バッキャボーン」!
うわっー本当に「教えないマクロビオティック」かも???(笑)
[1回]ミクロビオティックを超えて
①大きいことは良いことだ!?
出身地の「小国(おぐに)」を飛び出し、アメリカの久司先生のもとへ旅立つ。
②「医・食・農・同源」
農が医、食を支えている。
③3つの「S」
Soul(心)・Society(社会)・Soil(土)
[2回]見方の転換
①陰陽のものの見方
②「TAO」の意味
③インタビュアーとしての経験
[3回]なつかしい未来
①未来なのに「なつかしい」?
②未来は輝かしくあるべきなのに「奪われし」未来?
③グローバリゼーションからローカリゼーションへ
[4回]詩と音楽とマクロビオティック
①感性の大切さ
②陰陽で遊ぶ…自由人=自遊人
③治さない医療
[5回]食エコロジーとマクロビオティック
①食糧自給率
②生態系ピラミッド
③衣・住にも身土不二
[6回]東洋医学の哲学とマクロビオティック
①「西遊記」から学ぶ
②陰陽五行の考え
③マクロビオティックと私とは…
以上のように、TAOさんも宙八先生と同様、マクロビオティックのハウツーではなく、その生き方を教えて下さいました。そして、ミクロになりそうな自分を気づかせてくれました。
TAOさんは月刊「マクロビオティック」にも「桜沢如一のコトバに学ぶ」を毎月連載され、今月7月は「70回」になりました。
そして、熱き思いを込めた、マクロビオティック活動だけでなく、今回の熊本・大分の震災で素晴らしい支援活動をされて、私はTAOさんを尊敬してやみません。
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