おもしろ▽△ CRUX 10回
今回はCRUX-3として、やはりGOの「東洋医学の哲学」の中に出てくる1つを取り上げます。
「蜂の巣はなぜ六角か?」
どうして、これにしたのかは、前月(9月)の「PUコーナー」でダーウィンの「種の起源」について述べましたが、なんと、そこに「蜂の巣」の話しが載っていたからです。
「びっくり、ポン!や」とNHK朝ドラの「あさ」みたいにつぶやいてしまいました。(笑)
蜂は皆、六角形の巣を作ると思っていましたけれど他種の蜂の中には円形を作るものもいるのですね。
ただし、効率で考えたら六角形が優れているということなのです。
なぜ六角形が優れているのでしょうか―?
「六角形の秘密」を検索してわかったことを以下に箇条書きにしますね。
(1)空間を枠として区切る場合、その平面を隙間なく埋められるのは正三角形、正四角形、正六角形である。
確かに丸では隙間ができますね。
隙間があれば、その間を埋めなければいけません。
巣作りには丸より六角形の方が材料、労力、ともにエコになる、ということでしょう。
(2)六角形の対角線の数は四角形より1本多いので、その分、強度・伸縮性が良くなる。
巣作りには大切な条件ですよね。
(3)方向性が六方ある。
三角形でも組み合わせで六角形と同様の強度・伸縮性となりますが、ミツバチとしての居住性はいかがでしょうか?
アチコチ体を自由に動かせる蜂には生活条件には必要なことです。
でも”飛べない”人間には三角か四角でもいいですし、枠組もその方が簡単でしょうから…(笑)
(4)六角形は陰陽調和の形
これについては日本CI協会出版の「マクロビオティックの陰陽がわかる本」に解説してありますので、どうぞ参考にして下さい。
以上のことから巣の形を六角形にしているミツバチがそうでない蜂より繁栄しやすいことがわかりますね。
けれども、その優秀さによって人間に利用され、コキ使われ(苦笑)ていることがミツバチにとって幸せなのか…自然界での共存という観点ではどうなのか…
皆さんはどう思われますか?
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