第22回 不妊症について
先月3月30日にNHKの番組「あさイチ」で「流産」についての特集が放送されました。
ゲストは女優の渡辺満里奈さんと矢沢心さんで、お二人ともその経験者とのことでした。
今月4月は「卯月(うづき)」ですが、この名前の由来は「卯の花」が咲く季節だから…というだけではありません。
「う」は「初」「産」の読み方にもあるように、命が「生(う)」まれるということを意味しているのですね。
陰陽五行では「卯」の時刻は夜明けの6時前後、方角は東、季節は春、陰陽では陰で、まさに命が生き生きと活動を始める「上昇」を表わします。
また、この字は「兎(うさぎ)」の意味もあり、うさぎは「ピョンピョンはねて元気がよい」とか「多産」だとかで、日本だけでなく、世界各国でも愛されている動物ですね。
そういうこともあり、今月のテーマは「不妊症について」にしました。
最近では10組に1組のカップルが不妊症で、35才以上になると、この10年で2倍以上になっているそうです。
原因は
①35才以上では卵子、精子の老化現象
②生殖器の機能障害
③性ホルモンの異常
④糖尿病や高血圧などの合併症による
⑤感染症による…(クラミジア、カンジタ…)など
とされていますが、なんと8割は原因不明だそうです!
また、流産や死産が2度以上あるのは「不育症」と診断されます。
矢沢さんの場合は体外受精して、やっと妊娠したのに、流産してしまったそうです。
体外受精やその他の不妊治療はそれにかかる時間や費用、ホルモン注射などの副作用があり、妊娠しなければ・・・あるいは流産してしまえば自分をずっと責めつづけてしまう・・・という大きな代償があるという内容もありました。
それでは、なぜ不妊や不育になるのか…です。
▽△で考えてみましょう。
【男性が原因】
①ED
大きく(▽)ならない→小さい
固く(△)ならない→萎えてしまう
②精子の質
遠くに飛(▽)ばない→届きにくい
活動的(△)でない→弱々しい
まさに▽△調和した「推進力」が必要ですね。
【女性が原因】
①卵子の質
柔らかく(▽)ない→固い
熟さ(△)ない→未熟
②子宮の質
柔らかく(▽)ない→固い
温かく(△)ない→冷たい
▽△調和した「場の力」が必要ですね。
「不妊」は▽△が調和していない。
「流産」は子宮内膜が固く(△)、受精卵に栄養成分が行き渡らず、▽性の食物で受精卵が崩れてしまう(▽)からです。
私は娘二人によく言うんです。
「赤ちゃんはきれいで温かい海で泳ぐのと、汚くて冷たい海で泳ぐのは、どちらが好き?キラいな海からは早く出たくなるよね?」・・・と。
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