話題の症状 45回 陰陽五行的マクロビオティック診断⑧
中国の新型肺炎
2020年の新年が開けてまもなく、中国湖北省武漢市にて新型肺炎が流行している、
とのニュースが入って来ました。
これは、以前に流行した事のあるコロナウイルスと同類です。
(1)SARS(重症急性呼吸器症候群)
2002年11月 中国広東省にて発生
(2)MARS(中東呼吸器症候群)
2012年9月 中東地域(特にサウジアラビア)にて発生
[症状]は同類のコロナウイルスですから似ています。
風邪のような症状から始まって、高熱、呼吸困難を伴い重症化します。
それでは、この新型肺炎とSARS、MARSの違いを陰陽で判断し、この肺炎の対処の 仕方を五行で診断して、解決の方法を提案してまいります。
(1)コロナウイルスとは
・RNAウイルス(▼性)で一本鎖(+)
(RNAウイルスとDNAウイルスの▼▲についてはPU37回:遺伝子とは何ぞやー?(その3)を参照)
・球型(▲性)
・赤血球の凝集性あり(▲性)
以上の事から、コロナウイルスの▼▲の位置関係が分かります。
それでは、SARSとMARSの違いを知るために、武漢の地域性について調べてみましょう。
(2)武漢の地域性
①天候
中国の中部に位置するため、内陸特有の気候。
夏は蒸し暑く、冬は寒く、乾燥している。
★ところが、今年の冬は雨や雪が多く、湿度が高いという陰性の天気が
続いていました。
②食文化
長江と漢江の合流地域なので、淡水魚料理が有名です。
淡水魚は海水魚に比べて陰性です。
武昌魚(ダントウボウ)の料理
SARSが流行した広東省は南東沿岸に位置しているので、
「陽性の海水魚」の料理が多くなります。
★感染者は海鮮市場の関係者が多いということですが、「なるほど~」ですね。
では、ここでコロナウイルスの感染地域の▼▲の特徴を考えて、比較してみます。
以上から、新型肺炎はコロナウイルスの中でも一番陰性だという事が解かりますね。
なので、陰性の物には気をつけましょう、となります。
(3)陰陽五行判断
では、どのように気をつけたら良いでしょうか?
感染症なので、肺・大腸の免疫系に問題があります。
但し、SARSとMARSとの違いを考慮に入れました。
このウイルスは寒さと湿気が好きなので、まず、水・冬から始まり、
火・夏 を相剋し、金・秋を相剋して、肺炎を起こしたようです。
アドバイス
・腎臓、膀胱を冷やさない
・陰性食(甘いもの、油っぽいもの、水分が多いものなど)に気をつける
・穀類を主食として、▲性の調味料で▲性の野菜を調理した温かい料理を食べる。
そうすれば、新型肺炎は恐くない!です。
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