第28回 ガンの陰陽五行について―(その3)
[Ⅱ]火(か)
(1)働き
①心臓―血液循環(▽△)
②小腸―食物の消化(▽)とその栄養分の吸収(△)
③舌―発音の補助(▽)と食物を食道に送る(△)
④脉―動脈…栄養素や酸素を細胞に届ける(▽)
静脈…老廃物を回収(△)
(2)ガン化の症例
26回(8月)で示しましたように、心臓と小腸にはガンができませんが、ガンができたと同等の症例を掲げます。
①▽―心肥大…大動脈弁の不全
△―狭心症…冠状動脈の狭窄
②▽―陽炎…慢性の下痢
△―腸閉塞…腸の癒着
③舌のガンはあります。
ただし、それは舌にできる潰瘍が長期化していたり、増大している場合にガンと呼ばれ、短期では「口内炎」と呼ばれるだけの違いです。
▽―水ぶくれ、ただれ(びらん)
△―赤い発疹
④▽―静脈瘤
△―動脈瘤
以上のように、細胞がガン化していなくても、細胞の機能不全があればガンと同等です。
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