第27回 ガンの陰陽五行について―(その2)
前回では、ガンの特徴として
①細胞の増殖―▽性
②皮毛=粘膜にできやすい―「金」
つまり、ガンになりやすい人はこの2点が基本にある人、ということを前回で説明しました。
今回からは五行別に述べたいと思います。
[Ⅰ]木(もく)
(1)働き
①肝臓―栄養素の合成・貯蔵(△)
②胆のう―脂肪の分解(▽)
③目―視覚…光の情報収集(△)
④筋(すじ)―結合組織(膠原)…全身に分布(▽)
(2)ガン化の症例
①
▽―脂肪肝…中性脂肪蓄積による炎症
△―肝硬変…細胞の繊維化
②
▽―胆のう炎…細菌感染
△―胆石…結石産生
③
▽―霰粒腫(さんりゅうしゅ)…まぶたの裏の炎症
△―麦粒腫(ばくりゅうしゅ・ものもらい)…まつ毛の根元の炎症
④
▽―腱鞘炎(けんしょうえん)…腱や腱鞘の腫れ
△―ガングリオン(結節腫)…関節包や腱鞘などに隣接する袋状の腫瘍
以上のように症状は▽と△、あるいは▽△合併の度合いによって、病名がアレコレつくわけです。
腫瘍のできるところ、でき方は千差万別ですから病名も千~万という数になりますよね。
医学書は年々ぶ厚くなり、難病の種類も増え、医療費も年々増えています。
どうしてでしょうか…なんて、ワザとらしい質問ですね(苦笑)
それは、日本人の食材の種類が年々増え、その摂取のし方が、人それぞれだからです。
そして、そのほとんどの食材は外国から輸入されてきます。
いったい身土不二はどーなる?!(怒)
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