第16 回 PUの定理

[6]植物の世界―陰(

 

前回はあらゆる物質の“素(モト)”となる性の元素の世界でした。

今回はその元素の固まりである地球の大地から栄養分を摂って、地上へ広がる性の植物の世界です。

ほとんどの植物は太陽の光を浴びて、葉緑素(クロロフィル)を光合成しながら成長していきます。

色は緑色、地面から動かない(動けない・笑)性ということがわかりますね。

最近、畑仕事を始めたことは以前にお知らせしましたが、それによってさらにこの世の現象を知るのに役立つようになりました。

例えば「かぼちゃ」は、雑草につかまりながら、所々に根をはり、長~く伸びていきます。

だから、その方向の場所の“草取り”はしませんでした。

そして、思った通りになった時は無農薬栽培している農家の「草と共生している」というお言葉がまさにそうなのだ、と感心いたしました。

また、主人が木を切り倒したその切株から新しい芽が出たのを見ると、植物だって、何とか生き残りたいのだ・・・と思ったその時「ハッ!」としました。

今月の話題の症状は、目の黄斑変性症ですが、網膜から出る「新生血管」の出血のために、視力が障害される病気です。

そしても「新生血管」を出して成長します。

あーっ!この「新生血管」は木の脇芽なんだ!と・・・。

これは大元の血管がやられたために、何とか生き残りをかけた血管なのだ・・・でも、弱いから出血しやすいわけです。

それを、現代医療は薬で抑えつけてしまいます。

木の再生をかけた脇芽に農薬をかけて、生き残れないようにするのと同じです(泣)

「宇宙の秩序」の通り、私たち人間は植物の進化型なんですね。

植物をひどい目に合わせれば、必ず人間もひどい目にあいます。

イースター島の石の巨像は、森を伐採した木で舟を造り、それで石を運び込んで作られたそうですが、森林破壊により、作物ができなくなったため島に人間が住めなくなった、という説があります。

 イースター島のモアイ像

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