第13回 PUの定理
[3]エネルギー(推進力)の世界-陽(△)
前回の「陰陽双極の世界」とは、この世には陰(▽)と陽(△)の2つの働らきがある、と簡単に考えて下さい。
「ブラックホール」と「ホワイトホール」を例として出しましたが、ここではエネルギーとしての例をこれになぞらえれば・・・
この2つの作用が交互に働くと推進力というエネルギーになります。
一方向への力の集まる働きなので、この世界は△になります。
動きはらせん状(スパイラル)で、宇宙にも、地球上にも、そして人間にも、いたるところで見られます。
例えば
・ばね・・・らせんの形状で伸縮する力
・船のスクリュー・・・らせんの動きで推進する力
・人間の生理的動き・・・
腸のせん動運動
便や小水の出方
出産時の赤ちゃんの出方
・植物の成長の方向・・・つる草や根の伸び方
などなど、無数にありますね。
まわりを見て、それを探し出すのも楽しいですよ!
古代遺跡には不思議な渦巻き模樣が描かれているものが多ですよね。
日本でも、神社には「しめ縄」が張られています。
昔の人々はそういう形を神聖な力のあるものとしてあがめていたのでしょう。
またまた余談ですが・・・
この春から初めて畑仕事をするようになりました。
まずは草刈りです。最初はガムシャラに引き抜いていましたが、可愛いいタンポポの根は深く、地上に出ている葉っぱしか取れません。
さすが「タンポポコーヒー」は陽性茶です。
ふと「らせん」のことを思い出し、ねじりながら取ったらどうなるだろうと、手首を回転しながら引き抜きました。
タンポポは手強く、尻もちをつきましたが、その手につかんだのを見ると、白く、長い根っこがついていました。
「ヤッター!私の陰陽作戦は大成功!」でした。
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