第10回 薬について
「薬(クスリ)」は「リスク」と言われているのを知っていますか?
マクロビの世界に入ったのは、母の薬の副作用がきっかけ、ということは自分史に書きましたが「本当にそうです!」
薬は即効性があるので、症状が消えてしまうのが、まるで魔法にかけられたように思え、その「虜(とりこ)」になってしまうのですね。
症状が消えるのは、病気を治したのではなく、その症状を出すところを「止めた」からです。
「ブロック薬」とか「抗◯◯薬」とかいう薬の名前をきいたことがありませんか?
「水道」を例にすると、汚れた水が出なければ使えませんから、元栓を閉めて断水します。
数日なら水を買ったりしてなんとかしますが、長期間となるとどうでしょう?
生活に支障をきたすでしょう?
つまり、薬で症状を出す「元栓」を閉め、生活の質(QOL)が落ちるのを「副作用」というのです。
体の中の水を汚したのは誰ですか?
薬の副作用で有名なのは「ステロイド薬」ですが、これは「糖尿病」にしたり「骨粗鬆症」にします。
「ビタミン・バイブル」のアール・ミンデルは「薬はビタミンのドロボー(!)」としています。
薬が作用する時にビタミンを使うからです。
また、薬の成分の 9割 は添加物ですから、それを解毒するのに、さらにビタミンを浪費します。
病気になっただけでも、体に「貯金」をしている栄養素を使うのに、薬でもそれを使えばどうなりますか?
長期になれば 財政破綻 です。
でも・・・
医者や、まして製薬会社にスポンサーになってもらっているマスコミは、とてもそんなことは言えません。
薬の開発には莫大な費用と時間をかけていますから、製薬会社はヤッキになってその認可を受けたいわけです。
それが今回の「ノバルティス」のデータ改ざん問題になるわけです。
でも、そんなの「氷山の一角」です。他の会社だって似たりよったりで、武田製薬は「誤解を招く表現」とか言って、ゴマかしたりしています。
たまたまノバルティスが発覚され、いわば「犠牲(スケープゴート)」になっただけです。
薬品業界だけじゃないのですよ。
どんな業界、政界にもよくある話で、誰かが悪者になって「すみません」と頭を下げてオワリにしちゃうという話・・・。
薬の副作用については、最近様々な本が出はじめていますし、ネットでも紹介されていますから、調べてみてください。
あっ・・・ それと一言あります。
これを読んで「薬はよくない」とスグに飲むのを止めないでください。
マクロビ生活を始めることが条件で、止めるのも徐々に止めなければいけません。
体は今まで飲んできた薬になんとか対応してきたのですから、急に飲まなくなると、逆にその対応をしなければならず、変調をきたしやすいからです。
よろしければ相談しに来て下さいね!
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