おもしろ▽△ CRUX 14回

CRUX―6「暦に関するおもしろ雑話」

今年の2月8日は旧暦では元旦です。

中国では春節として盛大にお祝いしますが、その休暇を利用して日本を観光したり、バク買いしてくれたりして、にぎやかになっている、とニュースで報道されてましたね

また、2月3日は節分でしたが、前月の「PU」に、の転換時には何かが出てくる(!?)としたように、この日は日本では鬼が出てくるんですね??(笑)

そこで「暦」について、的に何かコメントをしたくなったしだいです。

[日本の暦の歴史]

ここでは簡単に紹介します。

①日本では古来から中国の暦をそのまま導入してきた。

②江戸時代の1685年になって、独自の太陰太陽暦である貞享(じょうきょう)暦を採用し、以後、宝暦、寛政暦、と変遷し、最後の天保暦が今の旧暦になっている。

さらに…以下を併記しています。

◎「六曜」
[先勝―友引―先負―仏滅―大安―赤口]の変則的循環で、縁起担ぎ、勝負事などの吉凶・運勢占いに利用

―今でも冠婚葬祭時に参考にされていますね。

◎「二十四節気」
1年を12の「中気」と「節気」に分類

―ニュースでアナウンサーが今日は「二十四節気の○○の日です。」と言ってますね。

さらに詳しくは毎日の「干支」や「月齢」も載せているカレンダーもあります。

③明治の1873年に西洋の太陽暦「グレゴリオ暦」が導入

なんと、「六曜」は迷信として禁止されてしまい、戦後に復活した、ということにビックリポン!でした。

★「棚田暦」という旧暦

CI協会のGO資料室のスタッフで、この暦の制作に携わっている方がいらっしゃいます。

明治以後の近代化・合理化で見放されてしまった「棚田」と「旧暦」…

農業には旧暦が欠かせないことをコンセプトに企画した暦だそうです。

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我家にも旧暦併用のカレンダーがあります。
毎月、諺まで載せてあり、2月は「陰徳あれば必ず陽報あり」です。さすが陰陽の考え…

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マクロビを始めて「身土不二」を意識すると、旧暦がいかに日本人の生活に沿っているのかがわかります。

農業だけでなく、漁業でも参考にしているとききます。

そうですよね…潮の満ち引きは月の引力によるものですからね。

イスラムでは今でも太陰暦です。

そうですよね…「月の砂漠を~はるばると~」という歌があるぐらいですから、照りつける太陽よりも涼やかな月の方が癒されるのでしょうね…。

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