第32回 マクロビオティック生活の実践
④様々な先生方との出会い、そして学び―
実家の母は相変わらず、良かったり悪かったりのくり返しで、「何がイイの?どうしたらいいの?あの人は薬を飲んでいるのに元気だし…あの人は〇〇をして良くなった、と言っている
し…」と批判的な言葉ばかり…同居している家族たちはマクロビに無関心だし…
母が体調を悪くして病院へ行き、薬をもらってくると、つい、声を荒げて、「そんな薬に頼っているからいつまでも治らないんだよ!動けなくなったらもうめんどうをみてあげないよ!
」と言ってしまいました。
母も売り言葉に買い言葉で「もう来なくていいよ!」
そして私も「もう来ないよ!」と言ってしまいました。
こうなったらイジでもマクロビオティックを極めてやろう…(ちょっと大ゲサ、苦笑)と、ワケわからん…になりながら、それでおCI協会から毎月送られてくる月刊誌に載っている講座
をできるだけ受けてみようと思いました。
ちょうどこの時期、様々な先生方の講座や講演があったので、時系列どうりではありませんが、特に影響を与えてくれた「学び」を今回から紹介していきたいと思います。
(1)日本ホリスティック医学協会
この協会との出会いがなかったら、今のように「公的」に活動ができなかったことでしょう。
なぜなら、ここで「生活習慣病予防指導士」の資格を得て、協会の支援のもとに、健康アドバイスができるようになったからです。
◎帯津良一(帯津三敬病院名誉院長)先生との出会い
CI主催の講演会に参加しました。
日本ホリスティック医学協会の会長で、ドクターであるにも関わらず、「病気について」ということだけではなく、先生の人生観についてのお話がとても印象的でした。
Holisticはギリシャ語のHolos(全体)が語源で心も身体も人間の全体として、健康観を捉えるのを医学としている協会です。
考え方は
①自然治癒力が原点
②患者自らが治療法を選択し、その治療者が援助
③病気の意味に気づき自己実現をめざす
…というようなことです。
あー、とうとうお医者さんの中に、こういうことを考えて実践して下さる方々が増えてきたのかーと感動しました。
会場では帯津先生の著作本がいろいろありましたが、私は「自然治癒力を高める生き方」という本を買い、読むのを楽しみに帰路につきました。
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