第30回 東洋医学(▽)と西洋医学(△)を結ぶ(✡)2つの医学シンポジウムに参加して

(1)平成医療維新・・・ホリスティック医学シンポジウム(by)日本ホリスティック協会

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私はこの協会で平成20年に「生活習慣病予防指導士」の資格を取得しました。

(これについては自分史にまもなく載せる予定です)

毎年このシンポジウムに参加していますが、今年のは「医療維新」と銘うつだけあって西洋医学を実践されてきた先生方が今までにない過激(!?)な発言をされ、「びっくりポン!」しました(笑)。

①帯津良一さん・・・帯津三敬病院名誉院長

この協会 会長の第一声は「抗ガン剤ほど人間の尊厳を失うものはない」でした。

う〜む、その言葉は現役のお医者さまがおっしゃるだけに強く心に響きますね。

私のような医療部外者が抗ガン剤の恐ろしさを声を大にしても なかなか聞き入れてもらえません。

「〇割の人は治っている」という医者の甘い言葉に多くの人はダマされてしまいます。

その〇割の人っていうのは5年間は生存した・・・という率であって、6年後以上のことは計算にいれてません。

抗ガン剤治療をしなければもっと長生きできた(!)かもしれないのに・・・ね。

②川嶋朗さん・・・東京有明医療大学保健医学部鍼灸学科教授

まず第一声は「薬の無駄使いを減らせば国立競技場ができる」でした。

う〜む、なんとわかりやすい例えでしょうか。

日本の医療費は約50兆円で国家予算のほぼ半分(!)ですよー。

つまり、「自分の生活費のほとんどを医者に払い、子どものクレジットカードで生活している」と、これもまたわかりやすい例えでおっしゃいました。

さらに「タバコ吸う人は自費で医療費を払って!」とまで・・・拍手かっさいです!

私だって言いたいです。

「病気を治してあげた人にお金を払って!」
「病院へ行かない人にお金を払って!」

その他に講演された方々も西洋医学以外も取り入れ、実践されているということでした。

(2)マクロビオティックと新・栄養学・・・マクロビオティック医学シンポジウム(by)日本CI協会

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①香川靖雄さん・・・女子栄養大学副学長

「新栄養学で考える菜食と健康」をテーマに優しいお言葉でお話し下さいました。

用意して下さった資料は全てカラーで見やすく、貴重なデータを惜しげもなく説明して下さいました。

菜食でも栄養不足にならず、かえって病気のリスクが低下することを科学的に実証している内容です。

②渡邊昌さん・・・生命科学振興会理事長

「科学で証明された玄米の健康効果」をテーマに熱意あふれるお言葉でお話し下さいました。

昼食・休憩後の講演なので私の通常としては居眠り(!)してしまうのですが、檀上の一番前に歩み寄ってお話しして下さり、その内容も素晴らしく、眠気などふっとんでしまいました。

・統合医療の大切さ
・地域での健康拠点づくりによる食育・食養の実践

などについて、穏やかな口調の中にも強い決意が感じられました。

こうして2015年の〆くくりに、この2つの大きな医学の開催について意義を見出し、このブログが〆くくれたことに感謝いたします。

では、よいお年を!!

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