第3回 話題の症状について
今回から、この時期の話題の症状をマクロビオティック的解釈に基いて説明して行きますのでよろしくお願いします。
熱中症
今年は早く暑くなったせいか、例年より熱中症にかかった人が多く、メディアでは毎日のように注意を呼びかけていますね。
以前は、直射日光は避ける、水分補給をする、というぐらいでしたが、今では室内でも熱中症になる人が出てきたので、エアコンを適宜に使おう、とか、塩分補給をしよう、などと呼びかけていますね。
でも東日本大震災後は節電のため、なるべく使わないようにしてきたのに、とか、塩分制限されている高血圧の人はどうしたらいいの?と情報にふり回されています。
重要なのは… 熱中症の対策ではなく、熱中症になる 原因 です。
「そんなことわかってます!脱水や脱塩をするからですよね。」
と言われるでしょう。
もちろんそうです。
私が言いたいのは、脱水・脱塩しやすい人が熱中症になりやすい、ということです。
例えば、血液サラサラのAさんと、ドロドロのBさん、どちらが熱中症になりやすいですか?
同じ量の脱水、脱塩をしたとすれば、ただでさえ代謝が悪いBさんの方がなりやすい、と思いませんか?
暑い日に、外で生徒を運動させた学校を責めるよりも、エアコンをつけなかった高齢者を責めるよりも、血液をドロドロにしていたことを責めるべきです。
「エーッ!日頃ドロドロをサラサラにしろっ、と言われてもどうしたらいいの?」と言われそうですね。
体を冷やしたいのですから、血液をドロドロにしない陰性▽のものを摂ればいいのです。
それに塩をかけたり、味噌をつけたりして食べ、麦茶や薬草茶を飲めばスグにサラサラです。
「イオンサプライの○○スポーツドリンク」や「ビタミンCの多い果物」という言葉にだまされてはいけません。
糖質が多くサラサラにはできませんよ!
熱中症になりそうな日は、カロリーの高いもの(動物性食品や穀類以外の糖質が多いもの)は食べないでおきましょう。
することはたったそれだけです(笑)。
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