第2回 PUの定理
ここでは定理に沿って陰陽について説明していきます。
(以後、陰▽ 強陰▼、陽△ 強陽▲と記号化してご説明します。)
定理①~④について
①宇宙は陰陽の秩序をもって展開す。
宇宙は陰▽(遠心力)と陽△(求心力)の働きである一定の秩序に従って展開している。
マクロビオティックではこれを「宇宙の秩序」とよぶ。
他では輪廻、神業、サムシンググレートなどとよぶ。
②陰陽秩序は無限に、不断にいたるところに生起し、相関交渉盛衰す。
宇宙の秩序とは-
陰▽陽△の現象はあらゆるところに存在し、止まることなくそれぞれ関係し合い、生まれたり消えたり、増えたり減ったりしている、ということ。例としては平家物語の「諸行無常」など
③求心、圧縮、下降の性を有するものを陽といい、遠心、拡散、上昇の性を有するものを陰という。
例として天気の循環で説明します。
④陽は陰を、陰は陽を相牽引す。
陽△のエネルギー(太陽:熱)が陰▽の働き(水の上昇)をさせ、
陰▽のエネルギー(上空:冷)が陽△の働き(水の下降)をさせる。
ということになりますが、もっとわかりやすいのは磁石のN極とS極、電気のマイナスとプラスが互いに引き合う、と言った方がわかりやすいでしょうか。
宇宙(この世の全て)の現象は陰▽で陽△が働き、陽△で陰▽が働くということで起きている、ということです。
体の働きも同じで陰▽陽△が秩序に従っていれば健康を維持でき、従っていなければ病気になってしまいます。
次回は⑤~⑧について説明します。
さあ、これで「PU」はあやしげな「占い」でなく、「陰陽道」でもないことがおわかりいただけたでしょうか?
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