第17回 食養の陰陽五行「中品(ちゅうほん)について―(その2)」
前回は、自分の▽△が変化しているにもかかわらず、いつまでも食事内容が同じで、知らずに体を害し、マクロビ難民になってしまう・・・という話でした。
今回は、自分の「浄化度」がアップしているにもかかわらず、作用がつよい「中品」を摂りすぎ、あるいは摂り続けることに問題がある・・・という話です。
前回と同様に、チャートで表しますね。
注意するポイントが2つあります。
① 浄化度アップしたのは、いつなのか?を知ること
―改善され、調子がいいなぁ~と感じた頃です。
その時にだんだんに減らせればいいのですが、人間って欲張り(!)でもっと良くなるのではないかと、続けてしまうんですよね。
―そのために調子が悪くなってしまった(転じて、副作用となる)とはツユしらず、もっとストイックになったりしてー。
② 昔から(GOの時代)の手当て法(外用、内用ともに)は、当時の多くの人たちがかかった▽性の病気治しが中心だったので、△性が多い。
―現代の人は▽△両極が多く、△性の手当て法では▽性は改善されますが、△性を続けていると△性の症状を悪化させてしまいます。
―特に女性は△性の害を受けやすく、現代女性のマクロビアンは△性過多が多いです。
―それに気づくには、ぜひ望診法を勉強して下さい。私はそれで自分の△性過多に気づき、塩分無し、玄米無しの食事で救われました。
今後の自分史に、その経緯を綴(つづ)って行きますので楽しみにしていて下さいね!
―だから、といって、それもまた続けてはいけませんよ。
シツコイですが▽△のコントロールをして✡(むすび)にすることがマクロビオティックの真髄なんです。
だからこその
陰陽1日・・・1日で▽△の知識は得られる
食養3年・・・穀物菜食を3年は続ける
真生活7年・・・▽△を考え試行錯誤
PUは丸一生・・・一生PUの生活をすることなのです。
CI協会の勝又靖彦会長が今年の10月に本を出版されました。
どうぞご参考にして下さい。
「“陰陽の考え”を身につけて直感力を高める」
キラジェンヌ(株)
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