アロマde陰陽五行 2回
2回目では、アロマを陰陽五行で、どのように考えていくのか、お伝えしたいと思います。 アロマといっても動物由来のものもありますが、ここでは植物に限って述べます。 1⃣ 陰陽での考え方 (1)抽出部位 精油(エッセンシャルオイル)を抽出するには、どの部位なのか、を知ることが大切です。 1つの植物でも、葉なのか?花なのか?実なのか?です。 例えば、オレンジの木 花:ネロリ(▽) 葉:プチグレン(✡) 実:オレンジ(△) それぞれの効能は異なります。 (2)原産地 同種の植物でも、原産地は南国(△)なのか?温帯(✡)なのか、寒帯(▽)なのか?です。 例えば、ラベンダー アングスティフォリア・・・標高が高く(▽)、乾いた土壌(△) スピカ・・・南部の暖地(△) やはり、効能は異なります。
(3)芳香分子の構造式
1回目でも紹介いたしましたが、その形で、陰性か陽性の判断ができます。
2⃣ 五行での考え方
(1)植物の一生で考えました。
タラソは、タラソセラピーでの海とか潮とかの香りです。焙煎は植物を蒸したり、燻したり、焦がしたりする時の香りです。
昔は、お茶は薬として飲まれていたそうですね。
②は五行で、①と対応していることを表しています。
私が、 なぜアロマを陰陽五行で考えようと思ったのは、せっかくアロマが医学的に効能があると証明されているのに、どれを使っていいのか判断に迷うからです。
(2)その理由は
①精油が多種類 メーカーによっても違いますが、シングルオイルが30-40種、さらにブレンドオイルもあります。
②1つのオイルの効能が多種類 あれも良い、これも良いでは、あれも買いたい、これも買いたい、となります。
③芳香分子の組み合わせである芳香成分類が多種類 単種類のものは分かりやすいのですが、 例えば、 ウィンターグリーン:エステル類・・・サリチル酸メチル(90%~) オレンジ・スイート:モノテルペン炭化水素水・・・d-リモネン(90%~)
その他のほとんどは、割合が多種類です。 以上のことから、アロマを陰陽五行で判断すると、分かりやすくなることを、ご理解いただけましたでしょうか? では、次回からは各論をしていきたいと思います。
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