第9回 マクロビオティックに出会う

やっと、マクロビオティックの話になります。長らくお待たせしました。(笑)

1.運命の本を手にする

母はますます体調不良で、寝こむことが多くなり、どうしたものか・・・と考えあぐねていたある日-

いつものように本屋の健康関連コーナーに行くと、ある本が目に止まりました。題名は「医者ができること、してはいけないこと」です。

「してはいけないこと・・・?って何だろう?」とその本を手にしてみました。著者は小澤博樹(こざわ ひろき)さんという医師です。

小澤先生は現代医療の問題点や矛盾点を知るにつれ、不信感を募らせていったそうですが、その解決策を見出だせずまま、ご自身が狭心症になってしまった、とのことでした。

そんな時に、アメリカの大病院の院長が「食養生」で自分のガンを克服した、という本を手にしたそうです。

私と同様です。「求めよ!さらば与えられん」です。

その食養生の先生がマクロビオティック創始者の桜沢如一(G.O.)、その人だったのです。

病気を治すだけでなく、「易(PU)」による人生哲学全般についても書かれてあり、感銘を受けたそうです。

小澤先生が食養生を始めると、体調が良くなり、狭心症も治ってしまい、マクロビオティックの正しさを体感したそうです。

そして、対症療法に終始する現代医療法をやめ、マクロビオティック式の診療活動に一大方向転換をすることになったのでした。

私はこの時、「マクロビオティック」という言葉はきいたこともありませんでしたが、患者さんに薬を使わず、食養生で診療されている様子が紹介されていました。

薬に苦しむ母のためには、「もう、この病院に行くっきゃない!」という思いでいっぱいになりました。

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