第28回 マクロビオティック生活の実践

③「あなたと健康」での学び―(その1)

アレコレと苦労話を綴ってまいりましたが、そういう苦労をなんとか乗り切ってこれたのも、東城百合子さんからの学びがあったからこそ、と思っています。

前々回(26回)の時に東城さんに出合ったことを触れましたが、今回はそこでの学びについて綴ります。

東城さんのことは小澤医院で同室だった方が著書の「自然療法」という本を貸して下さったので、それで初めて知りました。

マクロビオティックは陰陽論を哲学としていますが「あなたと健康(以後、あな健)」では
―日々の生活を”自然とともに”どう生きるか…
―人間同士のおつき合いを”心とともに”どう生きるか…

の教えを頂きました。

まずは「あな健」の小冊子とともに、食生活はもちろんのこと、主人と家族と…そして友人などとどうつき合っていくか、を学んでいくために、定期購読をいたしました。

その中に東城さんの”人生の師”(故)常岡一郎さんのコラムがあり、その内容が私の心に特に響きました。

例えば―
(1)最初に頂いた特集号28号の「苦しみも楽しみにかえる」では

・譲って前進、負けて前進
…相手のために、いつでも負けてやれるこの広い心、ゆとりのある人格

・磨かないと光らない
…自分を立派なものにすると誰からも大切にして貰える

(2)29号では「心に光ある時、道は開く」
・つり合ってくる縁
…夫が悪いのではない、その夫につり合う自分だから、不幸災難につり合う自分だから

・運命をよくする
…つり合わない自分につくり変える

(3)30号では「病気は治すものじゃない」

・心を開放して完全に開ける
…自然が好きなのは表と裏の調和なのに、敵としていがみあうところに不幸と災難・病いがひずみとなってでてくる

・健康は自然の心に添う事から
…金は縁をつくる道具にすぎない。自然が喜ぶ心になる事が大切。

などなど…と、どれを読んでも感じ入ることばかりです。

「マクロビオティックはこんなにスバラシイのに、どうして私の言うことを信じてくれないの!?」と相手を責めていた私…でした。

東城さんの月例講座に参加いたしましたが

「相手は変えられない、自分を変えなきゃ」
「お天道さまは見ている」
「ありがとう と おかげさま は大切な言葉」

などなど…と、どれを聴いても感じ入ることばかりです。

“おかげさま”で主人を責めることをやめましたら、私に対して優しくしてくれるようになりました。

まだ、マクロビオティックを認めてくれていませんが、私がこういう活動をしていることは容認してくれます。”ありがとう”と夫に言えるようになりました。

(めでたし、めでたし…?笑)

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