第17回 牛乳の飲み過ぎは健康に悪い―というニュースについて

スウェーデンのウプサラ大学、カール・ミケルソン・チームがスウェーデン人男女に牛乳摂取量の調査をし、その結果が英国雑誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」に先月(10月29日)発表されました。

マクロビアンとしては当り前なので「エー!今になってやっとなのー?!」というカンジです。

特に女性で1日3杯以上飲む人は1杯の人に比べ
・死亡率 90% 高い
・骨折 15%
―その内 関節痛は 60%
ヨーグルトやチーズは、牛乳に比べてその率が低下するが。その理由としては、牛乳には「D-ガラクトース」という糖類の一種が多く含まれ、それが老化を促進し、寿命を縮める、とのことでした。

私はこれまで、牛乳の害についての本を数冊読んで、頭では理解してきましたが、それをどう他の人にわかりやすく説明できるか・・・と悩んできました。

何しろ骨粗鬆症性には牛乳の摂取というのが神話化され、洗脳されてきたからです。

栄養学や健康食品についての不信については、「自分史」の5回~7回でふれてきましたが、今回は「牛乳」について少し詳しく述べたいと思います。

今月の「質問」のところでも「カルシウム・パラドックス」について答えていますので、参考にしてください。

まず「牛乳」とは、当ったり前(!)ですが、「牛の子」の飲み物で、目的は“立派な牛になる”ための栄養食品ですよね。

それを人間が飲んだら、どうなるでしょうか?
牛になる栄養分でできているのだから牛らしい人間になる・・・と考えられませんか?

牛のように
◯大きくなり
◯動作がのんびり
◯あごの下がたるみ
◯おっぱいが大きくなり
◯胃が4つ(!?)・・・にはならないけど・・・

肥満している女性と似てなくもない???

そういう女性がなりやすい病気になりそう・・・と考えてもよくなくない??

以下に紹介する本を読んだら、もう牛乳を飲みたくなくなりますよ・・・
(ホント、日本語って、二重否定すると、ワケわからんになりそう笑)

なぜ「牛乳」は体に悪いのか
フランク・オスキー著 東洋経済

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