第1回 PU(無双原理)はマクロビオティックの真理

十二の定理があります。

以下、それを掲げますが、それを見て「うわーっ!難しそう!」とドンビキしないでくださいね。とりあえず目を通して、先まで読んで下さい。

  1. 宇宙はの秩序をもって展開す。
  2. 秩序は無限に、不断にいたるところに生起し、相関交渉盛衰す。
  3. 求心、圧縮、下降の性を有するものをといい、
    遠心、拡散、上昇の性を有するものをという。
  4. を、を相牽引す。
  5. 森羅万象は、あらゆる比例において両性を荷帯せる宇宙の本体の電子的微分子の複雑なる高次元の集合なり。
  6. 森羅万象は、単なる種々なる程度の動的均衡を示すの集合なり。
  7. 絶対純粋なるまたはなる事物は存在せず、総じて相対性なり。
  8. 一物と言えども中性なるものなし。必ず多寡あり。
  9. 森羅万象の相互の引力は、その対者間の差に比例す。
  10. 同名の性は相排斥す。同名の性の排斥力はその差に逆比例す。
  11. 極まりて生じ、極まりて生ず。
  12. 万物その内奥にを付帯し、外側にを付帯す。

桜沢如一著「宇宙の秩序」より

初めにこれを読むと、殆どの人は「そんな定理はいいから、どうしたら病気が治るか早く教えて!」と言いたくなります。

だから、
「まず、玄米菜食をしなさい」と教えられます。

そして、
早く治したいから玄米菜食に励むので、だんだんと体調が良くなっていきます。

ところが、
あれこれやっているうちに、だんだんと不調になってきたりして、マクロビ生活に不安をもつようになり、他の健康法もやってみようかな~、という気持ちになった心が揺れ動き、体も揺れ動く、「マクロビ難民」になってしまうんですね。

私もそうでした。(マクロビ自分史も同時に書いていきますので、どうぞ参考にして下さい。)
けれど、、いろいろな病気治しのハウツーを学び、それを他の人に話すようになると、桜沢先生の本に載っている「PU」とか「宇宙の秩序」や「易」などについてきちんと知りたくなり、ホコリをかぶっていた本を読み直してみました。

するとどうでしょう!
以前は「古めかしくて」「個性的すぎて」「専門的すぎて」「読んでて眠くなってしまって」いた文章が、理解できるようになっていました。

つまり、
あまりにも一般ピーブルには受け入れにくい本のために、せっかくの真理がわからないまま、右往左往しながらマクロビ生活をしてしまう、ということに気がついたのです。

なので、
これを池上彰さんのように、小学生にもわかるぐらいに訳してお伝えしたら、もっと多くの人たちが「マクロビオティックって素晴らしい!桜沢先生って天才!」と思い、「マクロビ難民」にもならずにすむと考えました。

マクロビオティックとは、玄米菜食主義のストイックな食事療法をすることではなく
五行を活用してをコントロールできる健康で幸せな自由人になるための方法

なんです!!

次回からはこの定理を少しずつ、わかりやすく説明します。

もう分かっていらっしゃる方も復習のつもりでお付き合い下さいね!

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