第7回 PUの定理

7つの法則で残りの3、5、6、7について説明します。

3.この世に一物として同一なるものなし(無同一性の原則)

「この世の物は何一つとして同じものはない」ということです。

「万物は流転する」という言葉がありますが、時の流れによっても変化していくからでしょう。例えば、「昨日の自分と今日の自分は違う」ということだと思います。

「変化することが生きている証し」なんでしょうね。

5.変化(運動、調和、均衡、崩壊、死生)スベテ宇宙の二大対立エネルギーの結び、またはその分化である

ここでの「二大対立エネルギー」とは言うまでもなくのことです。

PUの十二の定理がこれを説明しています。もう一度読み直して、この世の現象をで考えてみて下さい。具体的には私たちの体やその動きを考えてみて下さい。

例えば

・歩く - 左()右()の足を動かす
・食べる - 上()下()の歯(あご)を動かす
・呼吸する - 息を吐いたり()吸ったり()する

などと、考えているうちにだんだんとわかってくると思います。

上記のような動きがスムーズにできない、ということはの力が強すぎるのか弱すぎるのか、またはの力がそうなのか・・・と考えれば、どうすればいいのかがわかってきます。

ねっ!PUを知れば自由に自分をコントロールできる「自由人」になれるでしょ!

PUを知らない人にとっては「自由人」が「魔法使い」のように見えるのはそういうことだからです。「聖人」というのは、損得ヌキで皆に教え、救ってきた人たちです。損得アリの人は悪徳「占い師」、「宗教家」たちです。

「陰陽師」の安倍晴明がなぜ藤原道長に重用されたのか・・という話もこれに通じます。その話はまた何かの機会にいたしますね。「紫式部 vs 清少納言」のこともわかって、おもしろいですよ!

6.絶対、無限、永遠、唯一なるモノは二つの相反するを生む

ここでの”モノ”をはエネルギーを永遠に、無限に持つ絶対界とか唯一界のことで、そこから相反するの万象が生れる・・・という意味だと思います。

私的にはこの”モノ”は「ブラックホール」とか「太極」とか考えるとわかりやすいかなぁ~と思います。「ブラックホール」は強力なの力で何もかも・・・重力をも吸収してしまいます。

その極限がこの”モノ”で、これがの”生みの親”ということだと考えます。

7.スベテの変化するモノは絶対、変化しないモノの産物である

”変化するモノ”は万象のことであり、”変化しないモノ”は6の”モノ”のことです。この”モノ”のエネルギーで変化する万象が産み出される、ということでしょう。

以上が7つの法則の説明です。わかりやすく意訳しているのですが、いかがでしょうか?「わかりやすく」といっても、「ん~、わかったような、わからないような??」という声がきこえてきそうですね・・・(笑)

来月(もう来年ですね!)は大胆不敵にも、「十二の定理」と「7つの法則」をまとめて、もっと簡単にしてしまおう、という試みをしてみますね!

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