第23回 マクロビオティック生活の実践

④マクロビオティック生活の実感

①栄養素補正士の資格取得へ-(1)

話が前後しますが、ずっと続けていた補正士の学びでは、長く辛かった医学の勉強が一区切りつき、次は栄養学となり、少しは楽になるかと思えばどっこい(笑)、多種類の栄養素、代謝のサイクルなどなどなど…

「栄養士さん」という人がプロが存在するんですもの、やはり甘い世界ではありませんよね。

それも、なんとかやり過ごすことができ、次は初めて耳にする「分子矯正(きょうせい)医学」の学びに入りました。

これはアメリカの生化学者、ライナス・ポーリング博士による「栄養療法理論」で、1968年に公表されました。

それ以前から、健康を増進するのは「栄養素」ということは明らかにされてきましたが、それを大量投与することによって病気を治す、いわゆる「メガ・ビタミン主義」の考え方です。

代表例は「ビタミンC」です。

ビタミンCは人間の体内では作られないのでビタミンCをたくさん摂りましょう!!と日本でも一世を風靡しました…いえ、まだしている??
・風邪にはビタミンCを!
・美肌にはビタミンCを!…などなど…と。

私もよくビタミンC入りのジュース、アメ、ガムなど口に入れたものです。

これが、今のサプリメントブームの走りですね。

この勉強のおかげで、栄養素の相互・拮抗作用を知りましたし、現代の食事には、三大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)以外の栄養素がいかに少ないか…も知りました。

でも、この医学知識だけでは、サプリメントはスゴイ!!となりますが、自分史の2回~5回で綴りましたように、私には効いて、母には効かない…この人には良くて、あの人には悪くて…という話もあちこちできくようになると、「ワケわからん」になりますよね。

ポーリング博士の裏話をバラしちゃいますけど-博士の奥さんは「胃がん」でしたが、ビタミンCを大量投与されても効き目がなく、亡くなったそうです。

そーよね。マクロビからしたらビタミンCは性だから性の胃がんには効かないどころか、もっと悪くしてしまいますよねー。

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