話題の症状 43回 陰陽五行的マクロビオティック診断⑥

消化管間質腫瘍(GIST)について

3月26日に「ショーケン」こと萩原健一さんが消化管間質腫瘍(GIST)で亡くなりました。

萩原健一

私の世代(アラ還)にとって、ショーケンはカリスマ的スターの存在で、私は「タイガース」より「テンプターズ」の方が好きでした。

本当に残念な気持ちでいっぱいです。

[1]GISTとは

 10万人に1-2人という「希少がん」で、ほとんどの方は、その病名を耳にしたことがないと思
   います。

 GISTは主に胃や小腸などの消化管の筋層にできる肉腫です。

 この筋肉層は、消化管運動のリズムの調整をしていて、自律神経線維の支配を受けています。

 

 「間質」とは、臓器そのものの「実質」以外の結合繊、血管、リンパ管のことで、「実質」の
    支持栄養しています。 

 つまり、「間質」である消化管の筋層に腫瘍が出来たということです。

 原因は、「チロシンキナーゼ」を構成するタンパク質のうち、「血小板由来増殖因子受容体α」
   の遺伝子が突然変異したためだそうです。これをで考えると、性であるタンパク質の
  性である血小板の受容体が変異したのですから性の害を受けたことが原因だと思います。

 さらに、「腫瘍」は多くの場合、性である上皮細胞の粘膜に出来やすいものなのに、奥深く
   にある筋層に出来るのですから、陽性な腫瘍と言えます。
 
 まして、胃でなく、小腸に出来ていたのならば、より陽性です。

[2]陰陽五行判断
 (1)性格
     神経質()
     せっかち()
  
 (2)既往歴

   ・持病は「真珠腫性中耳炎」・・・(:腎臓、膀胱、生殖器)

     真珠腫性中耳炎


     鼓膜の一部が角化し、その内部にデブリという剥離物を伴って、中耳に侵入し、炎症
            を起こしながら、周囲の組織を破壊し増大する病気。見た目が真珠に似ていることか
     ら名づけられた。

   ・うつ病・・・(:心臓、小腸)
   
   ・アルコール中毒・・・(:胃、膵臓)

   ・コレステリン肉芽腫・・・(:肺、大腸)

   コレステロールの結晶が組織内に沈着するもので、上皮である粘膜が「間質」の方に沈没
   すると、新陳代謝する老廃物(この場合はコレステロール)が出られなくなって肉腫がで
   きる。ー 真珠腫も同様の機序

 (3)好きな食物

   肉料理()、中華料理()- がっつり、こってり料理 - 高コレステロール

   コーヒーが好きだったそうで、カフェインの性で、中和させていたのだと思います。ま
   たアルコールも性で、中毒までになったようですし、同じく大麻(性)の所持で捕
   まったこともあります。

   性の料理が好きだと性の性格になりやすいことが分かりますね。

 (4)相生相剋図
 
    五行の相生相克ー話題の症状43'

    GISTの患部が胃なのか小腸なのかで分類するのですが(望診では額にイボがあるので小
     腸か?)、どちらなのか分かりませんので、(小腸)と(胃)の位置すると考え
     ます。

    原因① 肉料理 → (心:うつ病)
         相剋 → (脂質:コレステリン肉芽腫)
       ★もしかすると、小腸や胃などの内臓肉「ホルモン」が お好きだったのかもしれ
         ません。

       ホルモン焼

      ② アルコール → (糖質:アルコール中毒)
          相剋 → (耳:真珠腫性中耳炎)

    アドバイス
     ①の相生- 春の食材(青菜、ハーブ、柑橘類)

      

     ②の相生- 夏の食材(トマト、ナス、きゅうり)など
             

  ★魅力いっぱいな「ちょいワル親父」のレジェンドに、心よりご冥福をお祈り致します。

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