第19回 マクロビオティック生活が始まる

③「ゆるゆる」から「しっかり」マクロビへ

小澤医院で「病院食(!?)であるマクロビ食を食べ、その料理の仕方をききかじっていたので、すぐに「しっかり」マクロビ料理に切り換えることはできました。

長女は当時、高校生で、「美容」とか「ダイエット」とかに興味シンシンの年頃でしたし、肉はあまり好きでなく「お弁当に野菜をもっと入れて」と言っていたぐらいなので、私の料理を好んで食べてくれました。

けれども主人はやはり、受け付けてくれず次女は中学生で、食べ盛り・・・ガッツリ料理、ジャンクフードが大好きでした。

そして「ママだって今までずっと食べてきたじゃない」と言われてしまいました。

同居している義母はそれほどグルメ料理は好きではなく、昔ながらの料理・・・いわゆる「ゆるゆるマクロビ食」的な料理が好きなので、スンナリと受け入れてくれました。

義父はすでに他界していましたが、生前には義母に「そんな粗食じゃ、栄養失調になるぞ」と、よく脅していたものです。

ところが、義父は逆に栄養過多(!?)で「大腸がん」になり、先にあの世へ行っていましました。

そんなこんなでの食生活が始まりましたが、CIの月刊誌や他の本などで、だんだんと食品の害を知れば知るほど、マクロビ食材以外は「毒」に思えて、なんともやるせないような複雑な心境になっていきました。

taberunakiken

「食べるな、危険!」(講談社)
日本子孫基金 (著)

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